DAPって、知ってる?

モノが好きな人にとっては「あるある」だと思うのですが、いっときハマったモノについては、しばらく追い続けてしまいますよね。

今、デジタルオーディオ機器関連(リーズナブルなやつ)が、密かに私の中でアツいです。なので、ちょっと、オーディオ関連のモノのお話が続きます。


最近、小さなデジタルオーディオプレーヤー(通称 DAP)を購入いたしました。

DAPっていったら、その昔はmp3再生プレイヤーで、iPodが有名だったね。一時期みんな(ってだれ?)持ってましたでしょ。私も、第3世代とか、iPod シャッフルとか、iPod touchとか、iPod classicとか、愛用してました。最近、もうかれこれ何年も動かしてなかったiPod classicが急に可愛く思えて、電源入れてみましたら、ちゃんと動きました。

でも、今や、DAPをわざわざ使うって、やっぱり「わざわざ」なんですよね。

スマホでネットからストリーミング、が便利なこの時代、すごく簡単に音楽が聞けるし、良質なヘッドホンだってイヤホンだってあるし、ポータブルアンプを使えばかなり音もよくなるこの時代... あえてのDAPって...ってなる。

でもね、私の場合は、夜寝る前とか、かなり激しくストリーミングの海のなかで遊びまくるので、こんなことでスマホの寿命を短くしたくもないな...と思った。それと、なんとなく電話機で音楽を聴くってことに、ちょっとした抵抗をしたいというか。

写真が好きな方なら、一生スマホだけで写真を撮るって、どーなのよと思うでしょう。やっぱり表現力の面でぜんぜん満足しきれない。ちゃんと、カメラがいい。

それと同じで、音楽もそもそもストリーミングで聴くというのは、代替的な手段だけれど、それ専用の端末で、ある程度ありがたい気持ちで、楽しみたいもの。


私が買ったのは、fiio m6。中国のメーカーの、エントリーモデルとして評判がいい。もうここ一週間くらい迷っていたけど、買いました。めっちゃ小さい。無くしそうな勢いで、小さい。軽い。オリジナルGショックと並べて、こんな感じ。

これはストリーミングができるタイプなので、家ではSpotify専用機にしようと思っていたのですが、人間て......欲が出てくるものですね。

やっぱり今時のDAPは、ハイレゾ音源の再生機器として作られている。そのポテンシャルを試してみたくなった。

(ハイレゾ音源については、こちらのサイトがとても親切で勉強になります。)


ハイレゾ音源って、やっぱりアルバム一枚買うのに、3000円とかしてしまう。ストリーミングならあれこれ聴き放題だし、聴き比べもできるし、ラインナップも豊富なだけに、何を買うかで、ものすご〜〜〜〜〜く慎重になってしまう! データも重いしね!


思い出した。この感覚は、そうだ、あれだ。


中高生の頃、1ヶ月のお小遣いをほとんど使い果たす勢いで、好きなアーティストのCDアルバムを、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで購入していたあの頃のような気分だ...懐かしい...。


結局何を買っていいのか、さっぱりわからなくなってしまった私は、「クラシック音楽入門」のごときコンピレーションアルバムを買ってしまった。ははは...... いちおう、クラシック音楽の仕事をしているプロなのに。そんな、気恥ずかしい気持ちになるのは、なぜだろう。いいのだ。そんなことはいっていられない。だって、ハイレゾ入門者だもの。

グラモフォンのハイレゾ特集音源をmoraから購入してみましたよ。きっと、イエロー・レーベルの名前を汚すようなことはしてないコンピレーションアルバムになっているはずだ。

そう信じて、いま、ダウンロードし、Macからfiio M6に転送中。重いな。時間かかってる。


それにしても、音楽配信サービスから「音源を買い、それをDAPに落とし込む」という、シンプルなはずの手順が、最初ぜんぜんわからなくて面倒臭かった!

手探りでやってみて、わかってしまえばなんということもないのだが、中国のエントリーモデルのDAPだけに、懇切丁寧な説明書なんてどこにもない。ネット上にも、「ハイレゾをわざわざ買う人たち」には自明のお話なのか、そんなイチからの説明なんて、見当たらなくて、相当苦労してしまった。

ま、できちゃえば、なんということもないのですが。


1. fiio M6を付属のUSBのケーブルでPCにつなぎます。

2. Mac ユーザーなので、Macって買いてあるフォルダーを開きます。

3.Android File Transferというアプリを入れろっぽいことが英語で書いてあるので、その手順にしたがってインストールします。

4.すると、fiio M6に仕込んだmicro SDカードにアクセスできるようになります!そのためのアプリだったのか!ということがここでわかります(笑)ちなみに、私は本体に、256GBのmicroSDを入れています。

5. PCを通じて、moraとか、e-onkyoとか、配信サイトから音源を買います。PCにダウンロードされるので、どこにダウンロードされたか、ファイルを見つけて、それをAndroid File TransferからSDカードのフォルダにドラッグしてポンっと入れます。これで転送できました!

MacBookは容量が小さいので、ここに音源のデータを入れておきたくない。私は潔く、ダウンロードが終わったら、Macからは消してしまいます! moraは親切なので、再ダウンロードが無期限で10回までできるみたいです。安心ね。

まだ、転送してる...重いな。

試聴の感じとかは、そのうち、お仕事のサイトで書くと思いますが、こちらにもあとから書くと思います♪

飯田有抄の 愛するモノブログ

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