可憐なるJAYMAR
トイピアノが好きで、ここ10年くらいでじわじわと好みのタイプのものを集めていまして、イベントなどでも最近よく演奏させてもらっています。
今日14台目のコが家に来てくれました。 ジェイマーというアメリカのメーカーの製品で、今はなきブランドです。1950年代のヴィンテージもの。
トイピアノというと、ダントツで赤いのが可愛いのですが、その次に木目が大好きです。
下の写真、お隣にあるのは、これまた私の愛する楽器の三味線。木目のトイピアノは、和の家具調感もあって好きです。どうでうすか。この風合い。
organ69というお店からご到着。綺麗にメンテナンスがされていて、愛情たっぷりに梱包されてやってきました。ありがとう、organ69さん!
jaymarというと、大橋トリオさんの画像を思い出す人もいるかもしれません。
まもなく(2019年8月10日)リリースされる、オルガニスト・塚谷水無子さんのアルバムのジャケ写にドーンと写るのは、小窓のついた素敵なjaymar。ちなみにこのアルバムは、ものすごいです。トイピアノの可能性が信じられないくらい追求されています。バッハのゴルトベルク変奏曲ですが、本気の遊び心と、ゲンダイオンガク的なキレッキレのセンスも光っています。私も企画段階からお仲間に入れてもらって、渾身のライナーノートを書きました。トイピアノの歴史を知りたい方は、ノートも読んでみてね。録音はオーディオ・アクティヴィストの生形三郎さん。すごいんだ、これが。
かわいいねぇ、ジェイマー。
我が家にきてくれたのは、響きもとっても良いコです。ヴィンテージものは、かなり「当たり外れ」があるのですが、このコは最高といっていい。ジェイマーのトイピアノや、のちにジェイマーが買収してブランドをそちらに合併させたシェーンハットというメーカーのトイピアノの音色は、わりと野太くてエグミのある感じだったりするのですが(それも個性的で魅力)、このコは私好みの可憐キラキラ系。素敵。これからミニコンサートの本番などでも活躍してくれることになるでしょう。
ご到着してすぐ、このコのために即席で作った調べ♪
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